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3 納得! コンビニおでんのネタの配置には法則があった!

コンビニ全般
今ではお馴染みのコンビニおでん。
ぱっと見た感じでは、
ほどよく味がしみこんだネタが
お鍋の中に適当に並べられている
だけかのようにも思えますが、
実はこの並び順には法則があったのです。

ネタには相性がある


 コンビニおでんでは、まず最初に考えられるのはネタの配置といってもいいぐらいです。ネタにはそれぞれ相性があり、相性の良いものは近くに、悪いものは離して配置されています。例えば、相性の悪いネタとして、餅きんちゃくと大根の組み合わせがあります。大根は餅きんちゃくの餅を溶かす成分を含んでいるので、お鍋の中が餅で濁らないようにするために離します。逆に相性の良いネタとして、ちくわとこんにゃくがあります。こんにゃくには、ちくわをモチモチとした食感にする成分を含んでいるので近くに配置します。


出すネタ・吸うネタ


 次に、おでんの味の決め手となるうま味成分について。うま味成分の代表といえば、グルタミン酸、イノシン酸の2種類ですが、これをおでんのネタに当てはめると、昆布、つみれ、ロールキャベツのキャベツがグルタミン酸。牛すじ、ロールキャベツの豚肉、つゆの鰹節がイノシン酸を多く含んでいます。また、これらうま味成分を出すネタに対して、大根、たまご、白滝はうま味成分を吸うネタです。うま味成分を出すネタと吸うネタ、これにネタ同士の相性を考慮すれば、お鍋のどこに何を配置すればいいのかが見えてきます。


コンビニおでんの鍋は特別製


 さらに、ネタから出るうま味成分についても計算されており、ダシが鍋全体にまわるように考えられています。コンビニで使われているおでん鍋の多くが長方形であり、内部は仕切板により正方形の6つの部屋に区切られています。鍋を横長に置いて、手前の右端の部屋から時計回りで1番、2番、3番と番号を振れば、1番に大根、2番にたまごと白滝、3番にロールキャベツなどの肉系のネタ、4番に餅きんちゃくや厚揚げなどの油の多いネタ、5番にちくわやこんにゃく、6番に牛すじやツブ貝といった串もののネタが入り、あとはどの部屋にも昆布とつみれのうま味が回るようにこれらを入れ配置することになります。


お店のおでん注力度はネタでわかる


 コンビニおでんのネタ配置の法則、いかがでしたか?お店がおでんにどれだけの力を注いでいるかは、ネタの配置や売れ筋商品である「大根・たまご・白滝」の数量でもわかります。コンビニに寄る際にはおでんの鍋をチェックしてみてはいかがでしょうか。
(コンビニウォッチ!編集部)
[ 2013年4月22日掲載 ]

※ご紹介している情報は記事掲載日現在のものです。コンビニの商品やサービスは、売れ行きや地域などによって変更になる場合があります。最新の情報はコンビニ各社の公式サイトでご確認ください。