コンビニに歴史あり(1)セブン-イレブンのルーツは氷屋さんだった?

これはアメリカのとある氷屋さんと
一人のお客さんが、
世界を変えてしまった
ノンフィクションの物語です。

アメリカのテキサス生まれ

 物語は1927年のアメリカ、テキサス州オーククリフから始まります。ある日、この地に一軒の「氷屋さん」がオープンしました。当時はまだ電気冷蔵庫が普及しておらず、氷は必需品だったのです。この氷屋さんはサービス精神が旺盛で、お客さんのために毎日16時間お店を営業しました。氷屋さんは地元の人々に愛され、次第に人気店となってゆきました。

世界を変えたお客さん

 ある日この氷屋さんに、お客さんが言いました。「卵とか牛乳も取り扱ってくれると嬉しいのだけれど・・・」との注文でした。サービス精神旺盛な氷屋さんはそれを実行し、氷以外にも日用品販売も始めました。これが「コンビニエンスストア」の原型となったのです。

セブン-イレブン誕生

 その後も順調に事業展開を続けた氷屋さんは、いつしか大企業へと成長していました。オープンから約20年後の1946年、「朝の7時から夜の11時まで毎日営業」のチェーン店として「セブン-イレブン」と社名を変更しました。コンビニの王様「セブン―イレブン」の誕生です。おなじみのロゴマークもこの時考案された図案がもとになりました。

日本にも上陸

 1974年には東京都江東区豊洲に日本の第一号店がオープンしました。日本人も大好きな「セブン-イレブン」が誕生したのです。アメリカの氷屋さんは、世界最大のチェーン数を誇る世界的大企業となったのです。(コンビニウォッチ!編集部)


セブン-イレブン


[ 2013年3月26日掲載 ]

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